つくば建築>リフォームを成功させる為に

 リフォームを始める前、(私達業者に仕事を依頼する前)にあたって皆さんがすべきこと、しておいた方が皆さんがお得なこと(予算がオーバーしにくくなります。)をご紹介したいと思います。

リフォームには計画が大切です。どんなリフォームをしたいのかを家族みんなでよく話し合って、それぞれの話を聞いて意見をまとめてください。それではリフォーム実行までの6ステップを一緒に確認して行きましょう。


@リフォームの目的を決める。

 リフォームするには明確な目的が必要です。それがないと工事途中での追加や変更、訂正、工事のやり直しがおこり、結局、最後までまとまらなくなって余計な費用が発生してしまいます。例えば建築後20年もたって、建物もみずぼらしくなってきたし不便を感じてきた。もっと住みやすい家にしたいからどことどこを綺麗に直す。というように具体的で明確なリフォームの目的を決めましょう。

A家族それぞれの不満を見つける。

 家に住む家族にはそれぞれの立場にあった、何かしらの不満があるものです。それを家族みんなで話し合い、深く追求しそれぞれの要望を徹底的にあぶりだします。ここでは予算に関係なくできるだけ広く沢山の意見をくみ上げる事が大切です。そうして集まった情報の中から当初の目的や予算を考えながらリフォームの優先順位をつけていきます。


父「私の個室がない、小さくてもいいから書斎が欲しい。」
母「なんといっても台所、昼でも暗いし、冬は寒いし。収納が少ない片づけが大変。」
息子「風呂が小さい。足が伸ばせないよ。トイレ、今時ウォシュレットは常識でしょ。」
娘「和室は嫌だ。古くさい。友達のところみんな洋室のフローリングだよ。」

B優先順位を決める。

 予算の都合上、全員の要望を叶えようとしたら予算がいくら合ってもきりがありません。それならばどこを優先するのが良いのでしょうか。予算や緊急度合いにもよりますが、これもまた家族で十分に話し合って決める必要があるでしょう。これがまとまらないままだと、家族の中で不満も残りますし、場合によっては工事中にひと揉めして大変です。もし、そうなれば予算も予定工期もオーバーする事が考えられます。

Cグレードを決める。


 リフォームする場所が決まれば話の大枠は決まったようなものです。キッチンでもお風呂でも、高級、中級、スタンダードと本当にいろいろあります。ショールームで見てみるのも一つの手でしょうし、(ついつい高級品に目が行ってしまいますので気をつけて。)専門の雑誌、インターネットなどもおおいに参考になります。良いものは高くなります。一時の感情に流される事なく自分達のライフスタイルを見直して身の丈の設備をそろえていく事が大切です。

D予算を守る。

 そうです。一番厄介な問題予算です。リフォームにいくらかかるのか。いや、いくらまでならばかけられるのか。大切な問題です。それが100万円なのか300万円なのか、それとも500万円なのか・・・。実際に工事を始めてみるとその10%〜20%の予備費がかかりますので注意が必要です。手持ちの資金で済めば良いですが、場合によっては思い切って銀行からローンを組む必要もあるでしょう。予算の大小はリフォーム成功の明暗を分ける大切な問題です。皆さんの中には子供達の学費もまだまだかかる方も多いと思います。工事を始める前によく考えてみてください。失敗は許されないのですから。

E後悔しないように徹底的に調べ話し合う。

 工事を始めるまでの時間は沢山あります。不便はありますが楽しく住み心地の良い我家。慌てないで徹底的に情報収集をしましょう。C、Dのグレードや予算の問題を解決してからでないと工事の途中で仕様や金額の決心が揺るぎ、余計なお金や余計な時間がかかってしまいます。そうならない為に皆さんの周りには実際にリフォームをした人がいるはずですから、そういう人達の失敗談や成功体験を聞いてみるのも良いでしょう。当社で施工したお客様の声も是非参考にしてください。実際にリフォームをした人の意見は雑誌やインターネットの受け売りよりも強力で信頼できますよ。

F信頼して任せる

インターネットで調べて、いろいろな人に話を聞いて展示場に行って、雑誌を見て悩む事はおおいに結構なのですが注意して欲しい事があります。それは、「最後に決めるのは自分である」という事です。リフォームの情報を集めたとしても結局工事をしなければみなさんの家が住みやすくなったり、綺麗になる事はありません。現代は情報過渡なので情報を集めようとすればいくらでも集まってしまいますが、決めた以上は周りの情報に流されず、自分達が納得して任せた業者を信頼してあげてください。そうすればその業者もその期待に応えるようなすばらしい仕事をしてくれるはずですから。